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西行庵(さいぎょうあん)
西行法師
前には美しい大泊海岸があります
前には美しい大泊海岸があります
西行は,平安時代末期から鎌倉初期にかけ活躍した,武士・僧侶・歌人。50歳のとき西国行脚に出て,平清盛が大規模修復を行っていた厳島神社に向いました。当時,都と西国を繋ぐ航路が安浦沖にあり,「山家集」には,風の影響で『たかとみの浦』(現在の「高飛の浦」)に停泊したと記されています。そして,月あかりの漏れる草庵で、「浪のおとを 心にかけて 明かすかな 苫洩る月の 影を友にて」と詠んだのでした。
その故事に因み,高飛の浦に近いグリーンピアせとうち内のオレンジビーチ背後地に,平成元年(1989)安浦町観光協会が「西行庵」を設けました。西行像と歌が書かれたレリーフが置かれ,往時を偲ぶ,より所になっています。
所在地 | 広島県呉市安浦町大字安登 (グリーンピアせとうちの敷地内) |
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電話番号 | |
アクセス | JR呉線 安浦駅から車で約10分 |
その他 |
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