知る・学ぶ 安浦町の文化・歴史など

三ヶ峠の塞の神(さんかだおのさいのかみ)

三ヶ峠の塞の神三ヶ峠の祠(塞之神)
三ヶ峠の塞の神平家伝説の千人塚
三ヶ峠の塞の神旧浦辺街道がそのまま残る
三ヶ峠の塞の神通行人の目印だった
「里程松」
(今は枯れています)
三ヶ峠の塞の神

現在,住宅団地が造成され「中央ハイツ」がある辺りには,瀬戸内沿いの村々を結ぶ「浦辺街道」(「浦部」とも表記)が通っていたと,江戸時代後期の広島藩「芸藩通志」に記録されています。
旧内海跡村と川尻村境にある三荷峠(さんがとうげ又は、さんかだお。三ヶ峠の表記も)は、今でもたどることが出来ます。   その名前の由来は、村に入る邪霊を防ぐ「塞の神」(さいのかみ)から。三斗俵を担いでの峠越は日に3荷(回)もいけない程の厳しい行程だから。などの諸説があります。今でも峠前後の地名(字名)は、安登・川尻ともに「三ヶ峠」(さんかだお)です。

頂上には、「塞の神」の小さな祠が在ります。その背後には、この地が源平合戦の古戦場で多数の戦死者があり、後世の村人が供養のために建立した「千人塚」が残っています。以前は道のりを示す里程松が残っていましたが、枯死してしまいました。
所在地 広島県呉市安浦町大字安登と川尻町縄繰との境
アクセス

JR呉線 安登駅から徒歩で約30分
(中央ハイツ団地経由)

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