第12回 安浦ミュージカル 『ためらい星からやって来た旅人たち』 2013年3月10日(日)
今回のミュージカルは第12回目で、過去の11回のミュージカルに登場した、いろいろな人物・動物が出てくるミュージカルです。以前皆様がご覧になった天狗、カッパ、猫、かぐや姫等が再登場します。“あんなミュージカルがあったなあ”と思いだしながらご覧ください。
今年も新しい子供たちが参加してくれました。昨年8月から毎週火曜日の夜練習してきました。練習はきつく、叱られながら時には涙を流しながら練習していますが、途中で脱落する子供はいませんので感心します。また、初めて参加した子供が、2年目にはもうコリゴリと参加しなくなる例は少なく、連続して参加してくれるので、大変嬉しく思います。
公演終了後ホールで出演者が観客と一緒になって喜びを爆発させる時、今年もミュージカルをやっていて良かったと思う瞬間です。皆様も一緒になって喜んでやってください。
あらすじ
練習風景
今年のミュージカルは、神秘に満ちた宇宙の果てに存在する不思議な『星』に住む不思議な人類の不思議なお話です。
無機質なモノトーンの世界に沈まない夕日、時間が止まり天国でも地獄でもないこの星には、それぞれ生きた時代が違う人たちが、死んでも生きてもいない宙ぶらりんの状態で今を生きています。この星の住人は偶然にも全員18時48分26秒に命が止まった人達です。全員が死んだ日のままなのです。時間も命も全てが止まってしまったこの星の名前は「ためらい星」。今も18時48分26秒に起こる奇跡を繰り返すエンドレスの星です。
ここためらい星には、住人第1号でこの星の名付け親でもある100万回生きたねこのノラと家族。そして、天狗にカッパにへび、妖怪の金角・銀角。倭の国の女王卑弥呼、平家の子さちに戦時中のさっちゃんとひろし、月に帰ったはずのかぐや姫とうさぎ。そして3人の凡人と新入りの女優サッチと弟のあすかの29人が住んでいます。みなさんお気付きですか?住人の中に懐かしい仲間がいることを。そうです、過ぎし安浦ミュージカルの名優達です。彼らの命はこのためらい星で止まっていたのです。
ある時、誰かがつぶやきました。「昔を思い出すんだ・・・やり残したことあるよな 帰りたいよなぁ 」と、その言葉をきっかけにみんなもう一度故郷に帰りたいと思うようになりました。唯一この星の出口と入口を知っているねこのノラは、みんなに言いました。「タイムスリップは生易しいものではない。生還への執念が弱い者は本当に死んでしまうかもしれない!」それでも全員帰りたいとノラに頼みました。ノラは全員それぞれの時代へ帰すことを決心しました。
それぞれが別れを告げ、めでたし めでたし・・・ となるはずだったのですが・・・。
着いたところは、全員2013年の日本。それぞれの時代へ帰ることはできませんでした。
しかし、このメンバー落ち込むどころかなかなか前向きで好奇心旺盛。全員でこの不思議な体験を受け入れることを決意しました。さすが安浦ミュージカルの名優達です。
さぁ このメンバーでどんな「やすうら新おとぎ話ばなし」ができあがるのでしょうか。
第12回安浦ミュージカルの詳細情報
- 日 時
- 平成25年3月10日(日)
開演 15:00~ (開場 14:30) - 場 所
- 呉市安浦町中央4丁目3番2号
呉市安浦公民館 きらめきホール - 入場料
- 500円(2階席指定)1階席は完売いたしました。
呉市安浦公民館にて販売 - 主催・問合せ
- (財)安浦町生涯学習振興財団 0823-84-7987
【ちらし】
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