櫂伝馬　掛け声高らか！

「大祭の渡御神事は、ホーホーエンヤー、ハイヤメヤーの別名でも親しまれ、本社神事後神輿、櫓太鼓が終日練り歩く。
海上では二艚の櫂伝馬が『宝来遠哉』『宝宝遠哉』の掛け声で、太鼓に櫂が調子を合わせ競い合い、船尾では二挺の酒樽を重ねこの上で華やかな衣装の少年が、剣櫂を持ってしなやかに舞い踊る。
お旅所では、古式に則り隋兵の礼拝が行なわれる。神輿が本社帰還後の鬼と神輿の揉み合いはまた凄まじい。」
と観光案内版にありますが、平たく説明しますと、

みこしを載せた御座船の進路を浄めるため、櫂伝馬船が先行して港内を縦横無尽に走り回ります。
これを邪魔するのが鬼達。岸から、ひしゃく・バケツまで動員して、伝馬船に海水をぶっかけ、妨害。
伝馬船のほうも負けておりません。ひしゃくの柄を引っ張り、鬼を海中に引きずり落とします。
時には、 勢いあまって伝馬船が転覆する事も。。。

迫力ある行事ですが、あくまでも地元の神社の神事の一環ですので、その趣旨をご理解の上、お出かけくださるようお願いします。

※写真は2011年開催の時の様子です。